【Python】WindowsにPythonの環境構築をする方法(初心者必見)

PG工場

(1)事務業務効率化を目的とした自動処理のための環境構築

1.Pythonの公式ホームページからのインストール
1-1 Pythonのプログラム本体のインストール
1-2 同時にインストールされるもの
pipツール
py(ランチャー)

2.統合開発環境のインストール
VSCodeを使用します

3.各種サードパーティライブラリのインストール
団体や個人が開発したライブラリのインストール

4.Web開発用のDriver
ブラウザを動作させるためのファイル

◆概念図◆

——パソコン(Windows————————–

VSCode(統合開発環境)

Pythonのインストール時に            インターネット
同時にインストールされる     ←      Python公式ホームページ

Pythonのプログラム       Windows
・標準ライブラリ       各種ファイル
pip         ⇒   ホルダ操作
PY(ランチャー)


後からインストールする
ライブラリ

・サードパーティ    ⇒  アプリケーション    ⇒  各種データ
ライブラリ         Excel、Outlookなど

↑        ↓
pipを用いて   Web操作用 →   ブラウザ   →    インターネット
インストール   ドライバ        Edgeなど

↑           ↑

インターネット     インターネット
PyPi          各ブラウザのサイト
レポジトリ(貯蔵庫)

■(2)Pytohonにおけるライブラリの種類

1.組み込み型
Pythonのプログラムで使用宣言をしなくても使用可
2.標準ライブラリ
レポジトリからインストールしなくても使用可
3.サードパーティライブラリ
PyPiというライブラリのレポジトリ(貯蔵庫)からインストールが必要
◆ライブラリの種類の図◆

Pythonの—–組み込み型
フォルダ | インポート宣言しなくても使用可
|
|–標準ライブラリ
| レポジトリからインストールしなくても使用可
|
|–サードパーティライブラリ

インターネットからインストール
PyPi(レポジトリ貯蔵庫)

(3)サードパーティライブラリのインストール方法

PyPiからpipというツールを使って、コマンドプロンプトからインストール

1,pipの役割
pipというのはパッケージ管理ツールといいます。

2.依存性
Pythonのライブラリには、ほかのライブラリをプログラムのパーツとして
使っているものがります。このような関係を「依存性」といいます。
依存関係には、ライブラリのバージョンも考慮する必要があります。
pipというツールは、このライブラリ間の依存関係を考慮してほかのライブラリを
合わせてインストールします。

◆ライブラリのインストール方法の図◆
Pythonのインストール先フォルダ(最下層はPythonのバージョンです)
C:\Users\【PCの名前】\AppData\Local\Programs\Python\Python312

Python312  ←  コマンドプロンプト

インターネット  –  PyPi
レポジトリ(貯蔵庫)

ライブラリA

依存関係
↓  ライブラリAは
ライブラリBを使用

ライブラリB

ライブラリC
ライブラリのインストール
・pipがインストール時の依存巻毛を考慮
・pyランチャーがインストール先のPythonのバージョンを指定

(4)企業の社内ネットワークからのPythonのレポジトリへの接続について

PythonのライブラリはPyPiというサイトに保存されておりレポジトリ(貯蔵庫)と呼びます。
Pythonを使った業務をする際、このレポジトリには頻繁にアクセスします。
社内でセキュリティ申請が必要な場合は申請をする必要があります。
ライブラリの入手は、通常のインターネット接続とは異なる通信となります。
コマンドプロンプトからインターネット接続する場合、社内ネットワークから
社外のインターネット接続へアクセスするうえで、プロキシサーバを経由するケースが多くあります。
その場合は、コマンドプロンプトからプロキシサーバを経由するための設定をする必要があります。

◆プロキシサーバを経由したインストールの図◆

パソコン

Pythonの ← コマンドプロンプト —– プロキシサーバ — インターネット — PyPi
フォルダ                                     (レポジトリ)

プロキシサーバの役割
代理接続、接続制限など

(5)Pythonの仮想環境

1.本記事で扱う仮想環境
通常、Pythonのバージョンを変えて遂行する場合は、「仮想環境」というものを構築します。
本体の実行ファイルとは別に、実行用の分身のようなファイルを作り、そこに業務用の
ライブラリ、ファイルを集めて実行します。

2.Pythonでいうところの仮想環境
Pythonユーザには、Linux、Macユーザーが多くチームを組んでアプリケーション開発を
されている方も多いです。その場合、Windows、Macを含めて仮想環境にOSとしてLinuxを設定し
そこにPythonをインストールすることでOSの違いに影響を受けない環境を構築し、チームとして
アプリ開発を進めることができます。

本記事は下記の書籍から引用しました。
続きは下記リンクからどうぞ

Python業務自動化マスタリングハンドブック

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