SQL Server Management Studioのインストール
SQL Serverのデザインスタジオの使い方を分かりやすくご説明します。インストールからデータベース作成、テーブル作成、データの追加までの手順でご紹介しますので、ぜひこの機会にデータベースの世界に触れてみましょう!
■ダウンロードページを開く
下記のMicrosoft公式のホームページのダウンロードページを開きます。
「日本語版」のリンクをクリックし、<注意>「SQL Server Management Studio (SSMS) 19.2 の無料ダウンロード」のリンクは英語版です。
インストーラファイル「SSMS-Setup-JPN.exe」がダウンロードされましたのでファイルをダブルクリックします。(日本語版は「JPN」が付きます)
インストール画面が表示されるので「インストール」ボタンをクリックします。
インストールが開始されるので完了まで待ちます。(ちょっと時間がかかります)
「セットアップが完了しました」が表示されたらインストールが完了です。「閉じる」ボタンで画面を閉じます。
■SQL Server Manegement Studio を起動する
Windowsデスクトップ画面のスタートボタンをクリックすると上の方の[最近追加されたもの][SQL Server Manegement Studio]をクリックして起動します。
サーバーへの接続画面が表示されますので、サーバーの種類を「データベースエンジン」を選択し、サーバー名を参照から選び、「接続」ボタンをクリックします。
SQL Server Management Studioが立ち上がりました。
■データベース作成
左側のメニュー項目のなかの「データベース」を右クリックし「新しいデータベース」を選択します。
「新しいデータベース」画面が表示されますのでデータベース名の入力欄にデータベース名を任意で入力し「OK」ボタンをクリックします。(画像は「first_db」)を入力しました。
新しいデータベースが作成されました。
■テーブル作成
今回作成したデータベース名は「first_db」です。このデータベースにテーブルを作成していきます。「first_db」の左側にある「+」をクリックすると一つ下の階層が表示されます。
「テーブル」→「新規作成」→「テーブル」を選択します。
テーブルの項目を設定する画面が表示されます。
下記の様にテーブルを設定します。
設定が終わったら、ctrl+Sボタンを同時に押すとテーブルの「名前選択」ダイアログが表示されますのでテーブル名を入力し「OK」ボタンをクリックします。(画像は「user」としました)
左側メニュー項目の「テーブル」を選択したまま、フィルタマークの右隣の更新ボタン「最新の情報に更新(F5)」(もしくはF5)をクリックします。
テーブルが作成されました。(ado.user)
■クエリの実行の仕方
テーブル名「ado.user」を選択した状態で、「新しいクエリ(N)」をクリックします。(上のツールのプロジェクトとツールの下あたり)
下記のような画面が表示されます。
この中にSQL文を入力してウインドウの上にある「?実行」ボタンをクリックするとSQLが実行されます。
■テーブルにデータを登録(INSERT)
テーブルにテータを追加するにはSQLのINSERT文を使います。
<INSERT文の説明>
INSERT INTO テーブル名( 列1, 列2, ・・・ , 列n) VALUES (列1の値, 列2の値, ・・・ , 列nの値)
先ほど作成した「user」テーブルにデータを追加してみましょう。
<userテーブルの追加文>
INSERT INTO Users(id,name,age) VALUES(1,'mario',33)
ウインドウの上にある「?実行」ボタンをクリックしSQLクエリを実行します。
下記のようなメッセージが表示されたらデータ追加は成功です。
■テーブルのデータを確認する
SQL文でテーブルに登録されている全てのデータを表示する文です。先ほどと同じように下記SQL文を入力し「?実行」ボタンをクリックします。
SELECT * FROM Users
下記の様に先ほど追加した1件のデータが表示されました。(データが複数あればすべて表示されます)
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