はじめに
前回の記事で、Windows11上の WSL2 + Ubuntu 24.04 に Ruby4.x をインストールしました。
今回はその続きとして、この Ruby 環境に Rails8 を導入し、Webアプリ開発ができる状態にします。
RubyだけではWebアプリは作れません。
Railsを入れてはじめて「Webアプリ開発」が可能になります。
まず「今どこにいるのか」を理解しよう
Ubuntuのターミナルで、次のような表示を見たことはありませんか?
sumiox@DESKTOP-6CFNGG8:/mnt/c/WINDOWS/system32$これは、次の意味を持っています。
- sumiox … Ubuntuのユーザー名
- DESKTOP-6CFNGG8 … WindowsのPC名
- /mnt/c/WINDOWS/system32 … 今いるフォルダの場所
ここがとても重要です。
/mnt/c は、Ubuntuから見た「WindowsのCドライブ」です。
つまり今あなたは、Ubuntuの中からWindowsの system32 フォルダに入り込んでいる状態なのです。
ここで Rails のアプリを作ると、
「Windowsのシステムフォルダの中にLinuxのWebアプリを作る」ことになり、ほぼ確実にトラブルになります。
Rails開発は、Ubuntuのホームディレクトリで行うのが正解です。
ホームディレクトリとは?
Ubuntuでの「自分の作業部屋」がホームディレクトリです。
あなたの場合はここです:
/home/sumiox短く書くと:
~今どこにいても、次のコマンドでホームディレクトリに戻れます。
cd ~必ずこの状態でRailsの作業をします。
sumiox@DESKTOP-6CFNGG8:~$Rails8 をインストールする
まず、Ruby4 が正しく使えていることを確認します。
ruby -v次のように表示されればOKです。
ruby 4.0.1それでは Rails をインストールします。
gem install rails数分かかりますが、エラーが出なければ成功です。
インストール確認:
rails -vRails8.x が表示されればOKです。
Railsアプリを作ってみる
ホームディレクトリで、Railsアプリを作成します。
cd ~
rails new myapp
cd myappRailsサーバーを起動します。
rails serverブラウザで次を開きます。
http://localhost:3000「Yay! You’re on Rails!」画面が出れば成功です 🎉
まとめ
これで、
- Windows 11
- WSL2 + Ubuntu 24.04
- Ruby 4
- Rails 8
という現代のRails開発で最強の環境が完成しました。
次回は、PostgreSQLを導入し、本格的なデータベース付きRailsアプリに進んでいきます。

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